筋膜の癒着を解放する|鍼灸と筋膜リリースの融合
鍼灸で癒着にアプローチ
筋膜リリースと組み合わせて根本からの解放へ
鍼灸と筋膜リリースの融合は、当院が行う施術のなかでも非常に効果的なアプローチです。
特に筋肉の表層や骨膜にある「癒着」によって引き起こされる痛みや可動域の制限に対して、即効性のある変化がみられます。
筋膜とは何か?
筋膜とは、筋肉を包む薄い膜のこと。
鶏肉をさばいたことがある方は、薄い透明の皮のようなものを見たことがあるかもしれません。
あれが「筋膜」です。
この膜は、筋肉の形を保ったり、他の組織と滑らかに動くようにサポートする役割を持っています。
癒着と圧痛
筋膜は本来、滑らかに動くはずのものですが、炎症や過負荷などによって隣接する組織と癒着を起こすことがあります。
この癒着によって、動きが制限されたり、圧痛が生じたりします。
よくあるのは、肩甲骨の内側や腱鞘炎を起こしやすい前腕の筋膜です。
鍼灸×筋膜リリースの施術
鍼でアプローチすることで、癒着した部位に微細な刺激を与え、組織を解放するきっかけを作ります。
さらに手技による筋膜リリースで、圧迫されていた部分の血流や神経の流れが改善し、痛みや動かしにくさが緩和されます。
症例紹介
- 肩こり:肩甲骨の内側の癒着を剥がすことで、肩が軽くなり、腕が上げやすくなった
- 腰痛:仙腸関節まわりの癒着を鍼とリリースで緩めることで、立ち上がりの痛みが消失
- 腱鞘炎:前腕屈筋群の癒着に対し、鍼とリリースでスムーズに指が動かせるように
見極めとタッチの質
筋膜リリースは力任せに押せば良いというものではありません。
癒着の「質感」を丁寧に読み取る繊細な触診と、必要最小限の介入が効果を左右します。
鍼灸師としての感覚を活かして、表層の動きと深部の関係性を捉えながら施術を行います。
鍼灸と筋膜リリースを組み合わせることで、より根本的な解放が可能になります。
慢性的な痛みや、動かしにくさを感じる方には特におすすめです。
気になる症状があれば、早めのご相談がおすすめです。
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