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ともこオリジナル鍼灸|鍼灸筋膜リリース

横浜で筋膜リリースなら|鍼灸×筋膜で根本改善|ともこ鍼灸治療院(大倉山)
こんなお悩みはありませんか?
・慢性的な腰痛や肩こりが続いている
・デスクワークで頭痛や眼精疲労がひどい
・整形外科や整体に行っても改善しなかった
当院の筋膜リリースはここが違います
・国家資格を持つ女性鍼灸師が施術
・鍼灸×筋膜リリースの独自アプローチ
・完全予約制・個別対応で安心
筋膜リリースとは?|鍼灸との相乗効果
筋膜の癒着や硬化は、痛みや不調の大きな原因です。
鍼の刺激と手技を組み合わせ、深層筋膜まで働きかけます。

▶ こんな方におすすめ

  • ・鍼灸は苦手で、整体の方が合いそうと感じている方
  • ・受けている整体が本当に効果があるのか疑問に思っている方
  • ・自分に合った、効果的な施術を探している方

ともこオリジナル鍼灸

60分……13,200円 


ツボだけじゃ届かない|筋膜癒着を解放して本当の変化を

2025/05/01

「鍼灸では治らない」
実際に、患者として私もそう思ったことがあります。

鍼治療と聞くと、「体に鍼を刺すなんて怖い」と思われる方も多いでしょう。
しかし実際には、ツボに鍼が刺さると副交感神経が優位になり、体が緩み、眠気が出てきます。
鍼を刺すことでリラックス状態になる、これが鍼治療の本質です。

鍼によって眠気や重だるさが出てきて、そのまま眠ってしまうと、目覚めた後には身体が軽く、調子が整っているように感じます。
これが鍼治療の大まかな効果です。

ですが、ここでひとつの疑問が浮かびます。
この効果だけで、肩こりや腰痛、あるいは筋肉や骨格に出る痛み・痺れといった症状が本当に解消されるでしょうか?

私は、そうは思いません。

鍼灸施術の様子

鍼灸の基本的な作用と、これらの症状には大きな“溝”があります。
その溝を埋めるのは、施術者が「身体の構造を感じ取る力」を持っているかどうかです。

鍼灸への評価が分かれるのは、患者さんの期待と施術内容との間にギャップがあるからです。
そしてそのギャップを埋められるのは、鍼灸師の技術力に他なりません。

鍼灸は、痛みや痺れの改善だけではなく、不妊治療や自律神経失調症といった分野にも適応があります。
しかし、肩こりや腰痛といった明確な不調に対しては、鍼灸だけでは不十分な場合があるのです。

筋膜リリースの状態

では、筋肉や骨格に生じる痛み・痺れに鍼灸で対応するにはどうすればよいのか?
鍼灸師によって考え方は異なりますが、私は「コリにより誘発される症状は、筋膜の癒着が原因」と捉えています。

だからこそ、鍼で筋肉を緩めた後には、癒着を解放する筋膜リリースを、自分の手の感覚を頼りに行います。
鍼灸はただ鍼を刺すだけではなく、刺す前後でその部位の変化をしっかり観察・判断することが重要です。

筋肉の表層には、ミルフィーユのように幾重にもコリが層をなしています
鍼や灸でその層を丁寧に緩め、癒着した筋膜をリリースすることで、初めて治療が完結します。



腰痛の根本原因にアプローチ|深部筋膜リリースで圧迫を解除

2025/05/04

脊柱管狭窄症もヘルニアも——
改善の鍵は、ある“ポイント”にあります。

腰痛の主な原因となる筋肉には、腰方形筋、大腰筋、腸腰筋があります。
これらは背骨・骨盤・太ももの骨をつなぐ、いわば体幹の要となる筋肉群です。

筋膜が癒着すると、これらの筋肉がまるでラップで何重にも巻かれたように外側から締め付けられ、内側の動きが制限されていきます。
圧迫が続けば、筋肉内部ではうっ血や癒着が進行し、自然に緩むことはありません。
むしろ、時間とともにラップの層が増すように圧迫は強まり、次第に“コリ”として定着してしまいます。

この圧迫が引き金となって、腰痛、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、頻尿などのさまざまな症状が現れるのです。


腰痛の原因になる筋肉群

では、考えてみてください。
外側から内側の筋肉・血管・神経・骨にかかる圧迫を、本当に取り除ける方法とは何でしょうか?

運動?マッサージ?鍼灸?ツボ押し?ボキボキ整体?
それぞれの手段が掲げる目的は「血流改善」「骨格調整」「免疫力向上」など様々ですが、“圧迫そのものを解除する”という目的に特化した方法は、実は限られています。

その唯一の方法が——筋膜リリースです。


腰痛に関係のある骨盤の状態

ただし、筋膜リリースも表面的なコリを取るだけでは不十分です。
根本的な改善のためには、腰部の深部にある“あるポイント”の癒着を丁寧に解除する必要があります。

この重要なポイントに日常的に意識を向け、セルフでの筋膜リリースを続けることで、腰の痛みや違和感の軽減、再発予防につながります。

腰部の圧迫から解放された方々の、ぱっと明るくなる表情を見ると、私自身とても嬉しくなります。
その瞬間こそ、治療家としてのやりがいを強く感じる時間です。



腱鞘炎は“痛い場所”より“圧迫ポイント”に注目|前腕筋膜リリースのすすめ

2025/05/06

腱鞘炎——悪化する前に、自分でできること
痛みのある場所より、“癒着”のある部分をゆるめる

腱鞘炎とは、指や手首の使いすぎによって腱と腱鞘(腱を包む膜)が擦れ合い、炎症が起こる状態です。
わかりやすく言えば、刀と鞘の関係に似ています。刀を鞘から抜こうとしたとき、引っかかってスムーズに抜けない——そんな状態が腱鞘炎です。

私はこの状態を、前腕部の筋膜のコリが外側から内側を圧迫し、腱の動きを妨げていると捉えています。
腱鞘炎に至らなくても、「手に力が入りにくい」「手の動きに違和感がある」といった症状も、同様に筋膜の癒着が原因であることが少なくありません。


腱鞘炎の原因となる部位

私の治療では、あえて痛みの出ている部位には直接触れず、別の箇所からアプローチします(この手法は少し特殊なので、また別の機会に詳しくご紹介します)。
大切なのは、痛みの根本的な原因である前腕の筋膜のコリや癒着をしっかり解消することです。

こうすることで、内側にある筋肉・血管・神経の通り道が整い、手の動きがスムーズになります。
痛みのある場所ばかりに注目するのではなく、原因となっている“圧迫ポイント”に目を向けることが重要です。


腱鞘炎と関係のある前腕の筋肉

また、年齢とともに、腱の滑りを良くするホルモンの分泌が減少するため、腱鞘炎は誰にでも起こりやすくなります。
普段あまり意識しない前腕部の筋膜に、定期的にお灸やマッサージでセルフケアを行うことで、症状の悪化を防ぐことができます。

私自身も手を使う仕事をしていますので、疲れを感じたときは、映画館で映画を観ながら前腕の筋膜リリースを行っています。
「ながらケア」でいいので、日常の中で少しずつ取り入れてみてください。



その膝痛、膝だけ見ていませんか?|筋膜リリースで足元から整える

2025/05/09

足に違和感を感じたら、それは
「コリが満杯になったサイン」です

私の治療院では、30代・40代の方は肩こりや腰痛を主訴とすることが多いのですが、
50歳を過ぎた頃から、足の痛みや違和感を訴える方が増えてきます。
特に60歳以上になると、膝の痛みを抱える方が一気に多くなります。

足には、長年蓄積されてきたコリや疲労が“筋膜の癒着”を引き起こします。
その癒着が足の構造を変形させ、違和感や痛みを生み、重心のズレを引き起こして、さらに足へ負担がかかる……という悪循環になります。
痛みは突然現れたように思えても、実は数十年かけて蓄積されたものなのです。

私が足や膝の施術で重要視しているのは、以下の3点です:

  • 足全体における筋膜の癒着リリース
  • 足首の可動域の調整
  • 膝をまたぐ筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングスなど)の拮抗バランスの調整

膝が痛むから膝に鍼を打つだけでは不十分。根本的には、足全体の仕組みを見直す必要があります。


足全体の筋肉の様子

膝の痛みには、膝の内側・裏側の痛み、水がたまる、軟骨がすり減るなど、さまざまなタイプがあります。
しかしどのタイプであっても、“筋膜のコリの蓄積”が根本原因であることが多いのです。
怪我による痛みはまた別ですが、怪我をきっかけに筋膜の癒着が起きやすくなることもあります。


筋肉から作られるホルモンの説明

また、加齢による筋肉の衰えも見逃せません。
あるデータによると、50歳を超えると足の筋肉量は年に約4%ずつ減少するといわれています。
だからこそ、50代からは意識的に

  • 足の筋力を維持する
  • 足の違和感は放置せず早めにケアする

ことが大切です。

最近の研究では、筋肉を動かすことでホルモンが分泌されることが分かってきています。
美容や健康にも深く関わるそのホルモンの効果は、上の図でご紹介しています。
健康的な足は、全身の若々しさの鍵でもあるのです。



足裏の痛みは“重心のズレ”から始まる|距骨・靭帯・筋膜の関係

2025/05/11

足底筋膜炎は誰にでも起こる可能性
コリ → 歪み → ズレ → 痛み

体内にコリが溜まると、筋膜の癒着を引き起こし、骨や関節の動きに影響を与えます。
これがやがて“歪み”や“ズレ”につながり、最終的に痛みとして現れてきます。
足底筋膜炎とは、足裏にある筋膜が炎症を起こす疾患です。
私は足首や膝に溜まったコリが、その原因であることが多いと考えています。

足首や膝のコリは、体の重心バランスを乱します。すると、足裏や足指にかかる圧力が変化し、
それが慢性的な負担となって足底筋膜に炎症を起こすのです。
つまり、「ある日突然の痛み」のように思えても、実はコツコツと
負荷が蓄積されていた結果なのです。


足底筋膜を示した図

多くの方は、来院時に「足裏の痛み」だけを訴えられます。
しかし施術中に、膝の裏にコリが溜まっていることに気づかれることも少なくありません。
それをきっかけに、みなさん自身で体の状態を認識し、セルフケアの意識が高まっていきます。

私が一貫して伝えているのは、「痛みのある場所=原因の場所ではない」ということ。
原因は、痛みとは違う場所にある“歪み”や“癒着”なのです。


足関節と靱帯の関係を説明する図

足の歪みは、重心のズレを生み、負担の偏りを作ります。
特に、足と脚の間にある「距骨(きょこつ)」が関係しています。
この骨は体の重心を調整する重要なパーツですが、周囲の靭帯に癒着があると、
足首の可動域が狭くなり、階段の昇り降りなどでバランスを取れなくなります。

その結果、同じ場所にばかり負荷が集中し、やがて痛みにつながってしまうのです。

試しに、ご自分のくるぶしの下、脚との境目の腱の部分を押してみてください。
硬くなっているようであれば、今は痛みがなくても、足の歪みが進行中かもしれません。



筋膜は“感じて、動かす”|整体+鍼灸で届くインナーマッスル

2025/05/17

筋膜は“軽く押して、スライド”
鍼灸はリリースを助ける手段のひとつ

「筋膜リリース」と検索すると、フォームローラーを使って体をコロコロする方法や、
筋膜リリースガンなどの機器がよく紹介されています。
医療機関では生理食塩水を筋膜に注入して癒着を剥がす注射も行われています。

私の治療院では鍼灸によって筋膜の癒着をゆるめ、筋肉の可動域を広げ、
痛みやコリを和らげる治療を行っています。


フォームローラーを使って筋膜リリースをする様子

鍼灸と筋膜リリースの組み合わせは、まだあまり知られていません。
しかし、ツボを刺激して血流を促すと、筋肉の癒着部が自然とゆるんでいくのです。
その後、指で筋膜を“なぞるように”スライドさせながら動きを確認し、
癒着を剥がすことで、動きの悪くなっていた筋肉を元の状態へと戻していきます。

電気パルスで筋肉を軽く動かすと、むくみが取れ、筋肉本来の硬さが見えてきます。
そこから、必要な場所にだけ鍼を一刺しずつ。
指先で反応を感じながら、丁寧に状態を確認しつつ進めるのが私のスタイルです。


筋膜リリースの説明

鍼灸と聞くと、ただ「ツボに鍼を刺すだけ」と思われがちですが、
私にとって本当に大切なのは、鍼を刺す前後に行う“揉捻(じゅうねん)”
指で筋肉を確認し、動きやコリを見極めることで、
鍼の効果を最大限に引き出すことができます。

なぜここまで“触れること”にこだわるのかというと、
私がもともと整体師としてキャリアをスタートしているからです。
手で体を感じ、変化を捉えることが私のベースにあります。
鍼灸の技術を加えることで、インナーマッスルまで届く“整体”ができるようになりました。

筋膜リリースは、指で確認しながら行う。
一人ひとりの体の声を聴きながら、必要な部分だけを丁寧にほぐす。
これが、私の目指す施術スタイルです。



自宅でできる筋膜リリースのコツ|“探す・滑らす・揺らす”が基本

2025/05/23

強く押さない。
筋膜リリースは“探す”“滑らす”“揺らす”が基本。

ともこ式の深層筋膜リリースを自宅でやるとき、大事なのは押すよりも滑らすです。
筋肉と筋肉の間の筋膜は立体的に深部へ入り組んでいます。
そこに筋肉の可動域に問題を起こす癒着が起こっているのですから
ポイントに指を置いたら“斜めに滑らす”と筋肉の動きが出てきます。

おすすめの手順>
① 指の腹を使って、気になる部位を「なでる」ようにさする。
② 少し引っかかるような場所を見つけたら、指で支えながらゆっくり滑らせる。
③ 「あ、ここ動きが悪いな」と思ったら、指の圧を2、3秒斜め方向に加える
④ 自然に動いてきたら指を離し2、3mmずつ位置を変えながら同じことをする。
⑤ 痛みがある場所は避けて、その上下・左右を探ってみる。

セルフ筋膜リリースをしている様子

いつでも「ながら」でできるのでリラックスしている時にやるのが効果的です。
お灸と組み合わせても◎

「力を入れたくなるけど、そこは我慢」
指先の“感覚”を育てることで、自分の体をもっと理解できるようになります。

揉捻(じゅうねん)で整える|手で気血を巡らせるセルフケアの知恵

2025/05/25

鍼を使わずに、気血と筋膜を整える
“指”の感覚がもたらす、やさしく深いセルフケア

揉捻(じゅうねん)とは、東洋医学の手技療法「推拿(すいな)」で用いられる基本の技法です。
指や手のひらで皮膚・筋肉を優しく「揉み」「ねじる」ことで、
血流や気の巡りを促し、筋膜の癒着をゆるめていきます。

鍼灸と違って鍼を使わず、自分の手だけでできるのが特徴です。
毎日のセルフケアとして、体調の維持や症状の予防にも役立ちます。


推拿をしている様子

セルフ揉捻のやり方

  1. 肩や前腕など、手が届く部位を選ぶ
  2. 手のひらでその部位を包み込むように触れる
  3. 皮膚や筋肉を軽く持ち上げながら、ねじるように動かす
  4. 心地よさを感じる強さで、30秒〜1分程度繰り返す

ポイントは、「効かせる」のではなく、“感じる”ように行うこと。
筋膜の張りや反応を手の感覚で捉えることで、自然と調整が起こります。

特に、肩こり・前腕の疲労・手のこわばりなどには、毎日の揉捻が効果的です。
鍼灸治療の合間に取り入れると、施術効果の持続にもつながります。


セルフ揉捻の解説図

注意点

  • 強く揉まない(揉み返しや内出血の原因に)
  • 炎症や腫れがある部位には行わない
  • 症状が重い場合は、専門家に相談を

私がこの揉捻を大切にしている理由は、
「体と会話できる技法」だからです。
鍼を刺す前に指で状態を確認し、施術後の反応もまた指で感じる。
それによって、気・血・筋膜がどう変化しているかを確かめられます。

鍼灸と揉捻を組み合わせることで、
体の奥深くにある滞りにもやさしくアプローチできます。
自分の手でできること、たくさんあります。
ぜひ一度、あなたの体で感じてみてください。




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